組織に盾突く
またまた質問です。
はい、どうぞ。
「組織に盾突いたら、どうなるか思い知らせてやる」ってどういう意味?
「組織に盾突く」?うーん、簡単に言えば「反抗」するという意味よ。
ああ、組織というのは銀行のことね、銀行に反抗したら、どうなるか「思い知らせてやる」のね。
「〜に盾突く」の使い方
<〜に>には普通、目上の人や、上司、会社など地位や立場が上の人や組織が入る。
「目上だから誰でも意見や命令に従うのが当然なのに、それに反抗する」ということを表すのに使う。
「〜に盾突く」の例文
例文1 子供に反抗された親が話す
私が子供の頃は親に盾突くなんて、誰もしなかった。
例文2 上司の意見に反対した人が話す
左遷されることを覚悟の上で、上司に盾突いた。
「思い知らせる」と「身に染みる」
でも、「思い知らせてやる」ていうのは?
「思い知らせる」は、「身に染みてわからせる」って意味よ。
その「身に染みて」っていうのもわからないなあ。
「身に染みてわかる」というのは、簡単に「わかった」というのじゃなく、本当に自分の心の中で「よーくわかった」という意味なんだけど、、、。例文を見たらわかるかな?
「身に染みる」の意味
「〜が身に染みる」の形で、<〜を>表面的にではなく、体の中から深く感じるという意味。
「身に染みる」の例文
例文1 とても寒くて、骨の中まで寒くなるような感じの日に
今日は寒さが本当に身に染みます。
例文2 友達に優しくしてもらって、心が暖かくなったようなとき
友達の優しさが身に染みました。
例文3 若いから休まなくても大丈夫だと思って、全然休まずにいたら、病気になってしまった。ベットで寝ながら「休むことは本当に大切だなあ」と本当に思ったとき
今回病気になって、休むことの大切さが身に染みてわかりました。
ああ、「わからせる」は「わかる」の使役形だから、「上司に反抗したら、どうなるかを思い知らせる」は「よーくわからせる」。直訳したら「我會畀你知道後果」。でも、私たちが話す「你就知後果」っていう強い意味ね。
そうそう、「思い知らせる」と「思い知らせてやる」の違いもあるんだけど、長くなるから、それは、また今度ね。