日本の会社の書類に「下記のとおり」という言葉がよく出てくるけど、使い方がよくわからないの。教えてくれない???
「下記のとおり」は主にビジネス文章に使う言葉だから、例としてビジネスレターを書いてみるわね。
「下記のとおり」はどんな時に使う?
「下記」の読み方は「かき」です。「下記」は漢字で書きますが、「とおり」は平仮名でも、漢字の「通り」でも、どちらを使ってもいいようです。
んーしーらいが書いてくれた下の例文を開けてみてください。
「下記の通り」と書くときは、「記」で始まって「以上」で終わる部分が必要です。ここに伝えたいことの内容を「箇条書き(かじょうがき)」で書かなければなりません。
「下記」の使い方はわかったけど、読みにくい文章ね。
そうですね。このビジネスレター、間違いもあるし、「読点(とうてん)」が少なすぎて、読みにくいですね(汗)。
読んだ時にわかりやすいように、文を書くときは、読点「、」の使い方に注意しましょう。
「以下のとおり」と「以下」を使った表現
「下記のとおり」は「下記」を例文のようなスタイルを使って書かなければなりませんが、「以下のとおり」を使えば、「下記」のようなスタイルを使わなくてもいいので、簡単です。
下にいくつか例文を書いてみましたので、見てみてください。
弊社社員の接客態度について、ご意見をいただき、ありがとうございます。今回のご指摘に関して、当社の対応は以下の通りです。
今回お客様にご迷惑をお掛けした社員には厳重注意いたします。
また、このようなことがないよう、社員全員に対するトレーニングを実施します。
また誰でも理解できるマニュアルを今月中に作成いたします。
* 自然な話し言葉を学ぶことができる
* 状況がよくわかるので、理解しやすい
* ストーリーを楽しむことができるので、飽きない
ビーカー
ピンセット
顕微鏡
以下に<動詞>/以下の<名詞>/以下のような<名詞>
どちらにしても、これらの表現はビジネス文書や
説明文、レポート、論文などのかたい文に使うということ
を覚えておいてくださいね。
「かたい文」とか「かたい表現」と
「ふつうの文」の使い分けも難しいなあー。
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