世界中、コロナで大変なことになってるけど
香港では「新型肺炎」って呼んでるの?
正式な名前は「新型冠状病毒」だけど、
「新型肺炎」を使うこともあるよ。
肺炎といっても、コロナは感染する病気だよね。
鳥のインフルエンザが人間に感染するなんて話もあって、
怖いね。
今日は感染する病気に使う言葉を考えてみましょう。
感染と伝染
「感染」はいろいろな病気の原因(病原体=寄生虫、ウイルス、菌)などが、体に入ることです。病原体が体に入って起きた病気のことを感染症といいます。
癌や胃潰瘍などは病原体が原因ではないので、感染症ではありません。
「伝染」というのは感染症になった人から、他の人に病原体が移動することです。感染症の中には伝染しない病気(破傷風(はしょうふう)など)もあります。
病気に感染する
感染する病気だったら、何にでも使えます。使役形を使うこともできます。次に説明する「うつす」と同じ意味で使う人も多いです。
症状が何もなくても、コロナに感染しているかもしれませんから、濃厚接触者は検査を受けなければなりません。
インフルエンザにかからないために、また他の人に感染させないために、人が多いところに行くときは必ずマスクをしてください。
伝染する=「うつる」と「うつす」
Aさんが風邪に感染して、Bさんに風邪の病原体を移動させました。この状況を普通の日本語では下のように言います。
<A>は<B>に<病気>をうつした。
A傳染咗(病)俾B
BさんはAさんに/から風邪をうつされた。
<B>は<A>に/から病気をうつされた。(「うつす」の受身形)
B被A傳染咗(病)
病気が<人に>うつった。
傳染咗病(源頭不明時使用)
1 水虫がうつるといけないから、裸足で旅館のスリッパは使わない方がいいです。
為了避免傳染腳癬, 在旅館最好不要赤腳穿拖鞋
2 水虫をうつされるといけないから、裸足で旅館のスリッパは使わない方がいいです。
為了避免被傳染腳癬, 在旅館最好不要赤腳穿拖鞋
3 水虫をうつすといけないから、裸足で旅館のスリッパは使わない方がいいです。
為了避免傳染腳癬俾人, 在旅館最好不要赤腳穿拖鞋
1,2的句子意思是相同!
但句子1用~がうつる(自動詞)時, 說話者腦裏是強調腳癬
而2用了~をうつされる(受身形)腦裏是強調被人傳染
そうそう、1と2は同じ状況で使えるけど
助詞の使い方に注意してね。
〜がうつる
〜をうつされる
「誰が私にうつしたか」ということを
強調する必要がなかったら、病気が主語の
1を使ったほうがいいかもね。
3の意味が1、2とは全然違うのはわかりますよね。
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