広東語の基礎 数字 十の位の特別な読み方

広東語学習

20の特別な読み方

 

この記事は広東語の基礎 数字の読み方 0〜99の続きです。

日本語の20はまず「2=に」、それから「10=じゅう」と言って、「にじゅう」になりますね。

広東語も同じでしたよね。

20 二十 イーサッp yi6sap6     
21 二十一 イーサッpヤッt yi6sap6yat1
22 二十二 イーサッpイー yi6sap6yi6
23 二十三 イーサッpサーム yi6sap6saam1
24 二十四 イーサッpセイ yi6sap6sei3
25 二十五 イーサッpンー yi6sap6ng5
26 二十六 イーサッpロッk yi6sap6luk
27 二十七 イーサッpチャッt yi6sap6chat1
28 二十八 イーサッpバッt yi6sap6baat3
29 二十九 イーサッpガゥ yi6sap6gau2

 

この「二十」という漢字の別の書き方が「廿」です。例えば「二十四」だったら「廿四」と書きます。今はあまり見かけませんが、昔は日本でもこの漢数字を使っていました。

広東語で、この「廿」は「ヤー jaa6と発音します。ただし、20を単独で「ヤー jaa6」ということはほとんどなく、普通は一の位の数字と一緒に使います。

20 廿 ヤー jaa6
21 廿一 ヤーヤッt jaa6yat1
22 廿二 ヤーイー jaa6yi6
23 廿三 ヤーサーム jaa6saam1
24 廿四 ヤーセイ jaa6sei3
25 廿五 ヤーンー jaa6ng5
26 廿六 ヤーロッk jaa6luk
27 廿七 ヤーチャッt jaa6chat1
28 廿八 ヤーバッt jaa6baat3
29 廿九 ヤーガゥ jaa6gau2

 

30の特別な読み方

 

「三十」も同じように別の漢字があります。それが「卅」です。

広東語で、この「卅」は「サー saa4と発音します。20の「廿」は「ヤー jaa6」と発音し、その後に一の位の数字をくっつけましたが、30以降は十の位の「卅」に「呀」=「ア a6という音を加えて、「卅呀」=「サーア saa4a6と発音します。

 

30 卅呀 サーア saa4a6
31 卅呀一 サーアヤッt saa4a6yat1
32 卅呀二 サーアイー saa4a6yi6
33 卅呀三 サーアサーム saa4a6saam1
34 卅呀四 サーアセイ saa4a6sei3
35 卅呀五 サーアンー saa4a6ng5
36 卅呀六 サーアロッk saa4a6luk
37 卅呀七 サーアチャッt jaa6chat1
38 卅呀八 サーアバッt saa4a6baat3
39 卅呀九 サーアガゥ saa4a6gau2

 

40の以降の数字の特別な読み方

 

「廿、卅」以降の漢字があるのかどうか、調べてみました。ここによると、今は使われていないものの、四十=「卌」、五十=「圩」、六十=「圓」、七十=「進」、八十=「枯」などの漢字があったんだそうです。
漢字は使われていないのですが、発音自体は残っていて40以降の数字は以下のように言うことがあります。

 

40 四呀 セイア sei3a6
50 五呀 ンーア ng5a6
60 六呀 ロッkア luka6
70 七呀 チャッtア chat1a6
80 八呀 バッtア baat3a6
90 九呀 ガゥア gau2a6

 

 

 

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