広東語を話してみよう 基礎の基礎 ありがとう 発音詳細

広東語学習

唔該の発音

唔該の発音はm4goi4です。

「m」の発音

さて、発音の練習をしていきましょう。

最初の音「m」を発音してみましょう。まず、唇を閉じます。そして鼻から息を抜いて「ん」という音を出します。

よくわからないという人は、日本語で「新聞(しんぶん)」とゆっくり言ってみてください。「し」の後、「ぶ」の前の「ん」の音がこの「m」の音です。

「心配(しんぱい)」「本箱(ほんばこ)」の「ん」の音もこの「m」の音ですよ。

「goi」の発音

最初の「go」はローマ字どおり「ご」と読めば通じますが、「go」の「o」の音を日本語の「お(o)」より口をもっと大きく開けて発音すると、広東語ぽくなります。

そして、その「o」の音をちょっと伸ばし気味に発音して最後に日本語の「あいうえお」の「い(i)」の音をくっつけます。ひらがなで書くと「ごーい」という感じです。

それじゃ、べっちゃんの発音を聞きながら、もう一度m4goi4と言ってみましょう。

唔該晒の発音

「唔該」を「ありがとう」の意味で使うとき、後ろに「晒」をつけると「どうもありがとう」というような感じになります。

発音はsaai3です。

この音は簡単。「さしすせそ」の「さ(sa)」の音を長く伸ばし、それに「い(i)」をくっつけます。ひらがなで書くと「さーい」という感じです。

じゃ、べっちゃんの声調に注意して練習しましょう。はい。m4goi4saai3

多謝の発音

多謝の発音はdo1ze6です。

「do」の発音

「do」をローマ字読みすると「ど」になりますが、この「do」は日本語の「ど」とはちょっと*違う音です。とはいえ、「ありがとう」というような状況で「多謝」と言えば、発音が悪くても理解してもらえますので、で練習してください。(*無気音と言って、音的には日本語「たちつてと」の「と」の音ですが、口から息が出てこない音です。中国語の勉強をしたことがある人ならご存知ですよね。)

ちゃんと広東語を勉強したいという人はぜひ補足情報も読んでくださいね。

「ze」の発音

この「ze」の音はローマ字読みと全然違う音なので、これから言うように練習してみてください。

まず、「たちつてと」の「つ」の音を出してみてください。「つ」の音を出す前に舌の先が上の歯のどの位置にあるのか確かめてください。歯茎(歯肉と歯の境目)と前歯あたりにあるのがわかりますか?

その位置から「う」という音を出すと、舌がちょっと前に動いて「つ」の音になりますが、「う」の代わりに「え」という音を出すとこの「ze」の音になります。

補足情報

初級以上の会話になると、発音がとても重要になります。ぜひローマ字の発音表記で練習してください

「do」の発音② 無気音と有気音

「ぱぴぷぺぽ」と「ばびぶべぼ」の音が違うというのは日本人なら誰でもわかりますよね。でも日本語を勉強してる外国人の中に「ビール」と「ピール」の音の違いがわからない人がいます。
同じように日本人にとっては英語の「r」と「l」の使い分けはとても難しいですよね。これは、言語によって音を区別する基準が違うからです。日本語は子音(a i u e o以外の音)を作るとき、声を出さないで作る子音(無声音)と、声を出して作る子音(有気音)とを区別しています。
広東語は(中国語も)音を作ったときに息が出る(有気音)か、出ないか(無声音)で音を区別しています。

「do」の発音③ 「da」 「de」 「do」の練習

口の前に手を置いて、「たちつてと」の「た」を「た!」というように言ってみてください。口から空気が出ているのがわかりますか?

その息を殺すように発音できますか?

できない(よくわからない)人はまず、「た」と言う直前の口の様子を観察してください。

やりかたは
① 「た」と言うつもりで口を動かし始めて、舌が歯についたところでストップする。

②  舌が上の歯のどの部分についているか意識する(「つ」と同じようなところにあるはずです)。

③ そのまま舌の位置を変えないで、「た」と発音して、息がどこに行くかチェックする。(息が口から外に出ているのがわかるはずです。)
「つ」を発音するときは舌がちょっと前に動いて舌と歯の間に隙間ができてから息がでますが、「た」の時は音を出すまで舌の位置はそのままで、音が出る瞬間に舌が歯から離れます。

④ 口の中の様子(舌の位置など)は変えないで、その息を出さないように「た」と言ってみる。舌を歯から話すとき、*舌の奥の方で喉を塞ぐようにして音を出してください。
*「ハッ」と言った後の口の中の様子を観察してください。舌の奥の方で喉を塞ぐというか、詰めるというか、そこで息が止まっているのがわかりますか?そんな感じです。

⑤ これと同じように「て!」と「と!」の息を殺して「de」「do」の音を作ってみてください。できるかな?

息が出ているかどうかよくわからない人は手ではなく、口の前にティッシュをかざして、それが動くかどうかで練習するといいかもしれません。

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